こんにちは。時間があるときはボーっとTwitterを眺めるクラゲです。
日経新聞のサイトで「リツイートが制限される」というニュースが出ていました。
米ツイッターは9日、米大統領選挙期間中に同社のSNS(交流サイト)上で情報を拡散する「リツイート」と呼ぶ機能を一時的に制限すると発表した。他人のツイートをそのまま再投稿するのでなく、自らの意見を書き加えるよう促すことで、SNS上の議論を活発にする狙いだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64861540Q0A011C2000000/
リツイートが出来なくなるのでしょうか?
Twitterのリツイート制限について考察してみました。
- リツイート制限でどう変わるのか
- リツイート制限のデメリット
リツイートが出来なくなるの?
リツイートが出来なくなるのかと思いましたが、リツイートボタンを押すと引用リツイートの画面になるようです。
ただリツイートするのではなく、議論されるようなリツイートにするのが狙いみたいですね。
実施期間は10月20日から短くても11月上旬までとのこと。
アメリカ大統領選で、誤った情報がリツイートによって拡散されるのを防止する狙いもあるようです。
通常のリツイートだと簡単にできてしまいます。
しかし、引用リツイートの画面に移動してワンクッション置くことで、「リツイートしても良い情報なのか?デマではないのか?」と考える時間を作るということですね。
記事を読むと、引用リツイート画面で何もコメントせずに送信すると、通常のリツイートとして表示されるみたいです。
Twitter Supoortが以下のツイートをしていました。
つまり何が変わるの?
この制限で何が変わる?
記事を読んで考えてみましたが、通常のTwitter利用においては、特に大きな問題は無いのではないでしょうか。
リツイート制限を知らなかった人たちが、「リツイートができない」と慌てるくらいでしょう。
通常のリツイートですと
- リツイートボタンを押す
- リツイートを押す
以上2タップでリツイートできます。
リツイート制限後には
- リツイートボタンを押す⇒引用リツイート画面になる
- 何も入力せずにリツイートを押す
以上2タップでリツイートできます。
手間的には何も変わらないですね。
いままで通りの使い方でオッケー
考えられるデメリット
今回の措置で考えられるデメリットは何でしょうか?
通常の使い方においては、特に問題ない制限ですが、多少のデメリットはあると考えられます。
「リツイートを表示しない」機能が役に立たなくなる
Twitterの機能として「リツイートを表示しない」という機能があります。
各ユーザー毎に設定する機能で、リツイートを表示しない設定にした人のリツイートはタイムラインに表示されません。
リツイート制限によって多くの人が引用リツイートを利用すると、リツイートを表示しない機能が意味を成さなくなります。
個人的には引用リツイートでタイムラインがどんどん流れてしまい、フォローしている人のツイートが見られなくなるのはデメリットだと感じます。
通知が増える
リツイート制限によって引用リツイートが増えた場合、通知が増える可能性があります。
リツイートだと複数人分の通知がまとまって表示されますが、引用リツイートの場合は個別で通知がきます。
リツイート制限期間中にバズった場合、通常のバズった状態よりも通知の数が多くなると予想できます。
自動リツイートツールはエラーになる?
手動でリツイートしている場合は関係ないですが、自動的にリツイートするツールを使っている場合は、何かしらのエラーになる可能性があります。
リツイート制限の実施までにはまだ時間があるため、実施までに何らかの措置をおこなうと思いますが、個人でツールを提供している場合は対応できないことも考えられます。
自動リツイートツールを運用している会社は、リツイート制限が実施されるまでに対応が必要になるという点もデメリットだと言えます。
まとめ
Twitterのリツイート制限について考えてみました。
個人的には何の問題もないかなと思いますが、引用リツイートが増えることで、タイムラインが流れやすくなるのが嫌ですね。
しかし、今回のリツイート制限によって、誤情報が拡散されることを予防できるのであれば、有益な措置だと思います。
引用リツイート画面で何も入力せずにリツイートできることを知らない人は、何かしらのコメントを考えるでしょうから、安易なリツイートは減る可能性もありますね。
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