私たちは毎日当たり前のように「呼吸」しています。
でも、呼吸ってすごく大切なものなんですよ。
浅い呼吸をしていると、イライラや不安の原因になったり、身体が不調になることもあります。
呼吸のやり方次第で、心と身体が健康になる効果も期待できるのです。
今回は、呼吸についてお話しします。
- 呼吸でリラックス
- 呼吸で身体が活性化
- 深い呼吸をする呼吸法
深い呼吸
スーハースーハー
なんか息づかいが荒い変態みたいだね
深い呼吸で得られる効果
呼吸をするときは、深い呼吸が大切です。
ヨガや瞑想でも、深い呼吸を意識します。
深い呼吸で得られる効果は、次の通りです。
- 緊張やストレスをコントロール
- 脳の活性化
- 血行改善
- インナーマッスルを鍛える
緊張やストレスをコントロール
深い呼吸をすると、自律神経を刺激し副交感神経が優位になります。
副交感神経が優位になると、緊張やストレスの緩和が期待できます。
「心は身体の状態に引っ張られる」
深い呼吸をすると、身体がリラックスし、リラックスした身体に引っ張られて、心もリラックスできるのです。
緊張やストレスを感じたときは、深い呼吸をして心をコントロールしましょう。
脳の活性化
深い呼吸は脳を活性化させます。
深い呼吸をすると、多くの酸素を取り込めます。
多くの酸素を取り込むことで、脳に十分な酸素が行き渡るのです。
食後に頭が働きにくくなるのは、胃腸に酸素を多く使われてしまうからです。
酸素を多く取り込むことで、脳をしっかり働かせます。
深い呼吸で、脳に十分な酸素をとりこみましょう。
血行改善
深い呼吸をすると、横隔膜が上下に動き、腹横筋が収縮します。
横隔膜と腹横筋を動かすことで、内臓が刺激されて血行が良くなります。
内臓の働きも活性化し、便秘の解消が期待できるのです。
また、血行が改善されることで新陳代謝が良くなり、免疫力の向上も期待できます。
インナーマッスルを鍛える
深い呼吸は、横隔膜・多裂筋・腹横筋・骨盤底筋群といったインナーマッスルが鍛えられます。
インナーマッスルを鍛えることで、基礎代謝が上がりダイエット効果も期待できるのです。
- インナーマッスルとは?
-
身体の深いところに位置する筋肉のこと
骨や関節を支えて、正しい姿勢を維持させる役割も持つ
深い呼吸をするためには?
深い呼吸をするためには呼吸法を意識する必要があります。
深い呼吸をするための呼吸法は、次のとおりです。
- 腹式呼吸法
- 丹田呼吸法
腹式呼吸法
深い呼吸といえば腹式呼吸をイメージする人は多いです。
腹式呼吸のやり方は次のとおりです。
お腹の中の空気をすべて吐き出します。
お腹がへこむまで吐き切りましょう。
少しずつお腹を膨らませて、空気をたっぷりと吸い込みます。
息を吸うときは、鼻から吸いましょう。
これを10回繰り返します。
丹田呼吸法
丹田とは、へその下5㎝に位置するものです。
丹田呼吸法では、丹田に意識を向けて呼吸します。
丹田に意識を向けやすくするために、丹田に手を置きます。
このとき、上腹部をへこませて下腹部はへこまないように意識します。
丹田に向かってお腹を絞るイメージで呼吸するとやりやすいです。
息を吸うときは、鼻から吸いましょう。
これを10回繰り返します。
丹田呼吸法は、高い腹圧を維持する呼吸法です。
腹式呼吸よりも息を吐くことに意識を集中します。
まとめ
呼吸の効果と呼吸法についてお話ししました。
- 深い呼吸で副交感神経が優位になってリラックス
- 深い呼吸で新陳代謝や血行改善
- 深い呼吸をするには腹式呼吸法と丹田呼吸法
当たり前のように呼吸をしていますが、浅い呼吸になっていませんか?
1日に何回か深い呼吸をすることで、心と身体の改善が期待できます。
緊張や不安を感じたときに深い呼吸をしてもいいですし、
朝起きたときや寝る前の習慣にしてもいいですね。
今日はここまで!おつクラゲ~(:]ミ (:]彡
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