知らないと損をする!株主優待をほぼ無料でもらう方法【優待クロス】

3月は、株主優待が多い月です。

株主優待では、自社製品や金券などがもらえます。

好きな優待を選べて楽しい株主優待ですが、ただ株を買うだけだと株価変動で損をする可能性があります。

「3,000円相当の株主優待をもらおうとしたら、株価が下がって5,000円損した」

こんなことになっては元も子もありません。

そこで、株価変動の影響を受けずに株主優待をもらう方法が「優待クロス」です。

今回は、優待クロスについてお話しします。

この記事で分かること
  • 優待クロスとは?
  • 優待クロスのやり方
  • 優待クロスの注意点
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目次

優待クロスって何?

優待クロスとは、株主優待をノーリスクでもらう方法です。

優待クロスでは、現物買いと信用売りを同時におこないます。

買いと売りを持つことで、株価の値動きによるリスクを避ける方法です。

「優待がもらえる期限ぎりぎりに買えば、値動きリスクはないんじゃないの?」

残念ながら、期限ぎりぎりに買っても、翌日の寄付きで株価は下がる傾向にあります。

同じように優待狙いや配当金狙いの投資家が、優待や配当金がもらえる権利日の翌日に売ってくるからです。

しかし、優待クロスをしていれば、買いと売りを持つことになるため、株価が上がっても下がってもプラマイ0です。

1,000円の銘柄を100株現物買い

1,000円の銘柄を100株信用売り

株価が1,100円になった場合

現物買い ⇒ 10,000円のプラス

信用売り ⇒ 10,000円のマイナス

合計 ⇒ プラマイ0

このように、株価の動きに左右されることなく、狙った株主優待がもらえます。

優待クロスの流れ

まずは、優待クロスの全体の流れを把握しておきましょう。

STEP
株主優待を探す
STEP
優待クロスができる条件と一致するかチェック
STEP
優待クロスを組む(対象月の最終営業日の2営業日前まで)
STEP
優待クロスを解消する(対象月の最終営業日の1営業日前)

これだけです、手順自体はとてもシンプルです。

何の株主優待を狙うか探す

株主優待はたくさんの種類があります。

また、どのタイミングでも株主優待がもらえるわけではありません。

自分が欲しい株主優待の種類や、株主優待がもらえるタイミングを把握しましょう。

株主優待の内容で探す

株主優待にはたくさんの種類があります。

証券会社の「株主優待検索」を使えば、さまざまな条件で株主優待を検索できます。

主な株主優待の内容は、次のとおりです。

  • 食料品、飲食券(グルメカタログ、新米、地域特産品、おこめ券、飲食券etc)
  • 金券、割引券(QUOカード、ギフトカード、買い物割引券etc)
  • 自社製品(自社で販売している製品○○円相当)
  • 自社サービスの割引券(自社サービス○○円割引、無料)

株主優待がもらえる権利確定日で探す

株主優待がもらえるのは「権利確定日」に株主になっている場合のみです。

企業ごとに○月が権利確定日と決まっています。

毎月、どこかしらの企業の権利確定日があるので、毎月株主優待をもらえるチャンスがあります。

企業の権利確定日を調べるのも、証券会社の「株主優待検索」を使えば簡単です。

補足

権利確定日は、月の最終営業日の2営業日前と覚えておきましょう。

なぜ2営業日前かというと、株式は約定してから2営業日後に実際に保有できるからです。

最終営業日の2営業日前に約定しておくことで、最終営業日に株式を保有している状態になります。

最終営業日に株式を保有することが、株主優待をもらえる条件です。

優待クロスができる条件と一致するかチェックする

欲しい株主優待が見つかったら、次に優待クロスができる条件と一致するかチェックしましょう。

優待クロスは、条件が合わないと損をする可能性があります。

条件のポイントは次のとおりです。

  • 一般信用取引の売り
  • 取引コスト

一般信用取引の売りが出来るか?

信用取引には、つぎの2種類があります。

  1. 一般信用取引
  2. 制度信用取引

優待クロスで利用するのは「一般信用取引の売り」です。

なぜかというと、一般信用取引の売りは「逆日歩が発生しない」からです。

逆日歩とは

制度信用では、買いよりも売りが多くなると逆日歩というコストが発生します。

株主優待銘柄は優待クロスで売りが多くなることが多いため、逆日歩で大きく損をする可能性があるのです。

逆日歩が発生すると、2,000円のQUOカード優待のコストが1万円ということもありえます。

有名なのは某スナック会社のポテチ。

2,500円分のポテチが逆日歩で6万円になりました。

優待クロスをする場合は、一般信用取引の売りができるか確認しましょう。

補足

制度信用取引で必ず逆日歩が発生するわけではありません。

信用買い売り比率や過去の傾向から、逆日歩が発生しないと読んで利用する分には問題ないです。

ただし、制度信用取引で優待クロスをする場合は「自己責任」でお願いします。

優待内容>取引コストとなるか?

ほとんどの株主優待では「○○円相当」と設定されています。

優待クロスを組む「取引コスト」と「優待内容」を計算して、取引コストが優待内容に見合う場合のみ優待クロスをしましょう。

取引コストで考えるのは次の2つです。

  1. 手数料
  2. 貸株料

SBI証券であれば「1日の取引が100万円まで手数料無料」です。

手数料無料で取引コストを抑えられるのは大きなメリットです。

手数料以外にも、一般信用売りの貸株料を計算する必要があります。

SBI証券の場合は、貸株料率は3.9%/年です。

1日あたりに換算すると0.0107%です。

パターン①

1,000円100株の銘柄で10日間優待クロスをした場合を計算してみましょう。

1日あたり10.7円、10日間で107円の貸株料です。

この株主優待が500円のQUOカードの場合は、優待内容>取引コストになります。

パターン②

仮に、5,000円100株の銘柄で10日間優待クロスをした場合は、貸株料は534円です。

500円のQUOカード>貸株料534円なので、優待内容<取引コストになります。

取引コストをしっかり計算して、優待クロスを組むか判断しましょう。

いつ優待クロスを組むか

優待クロスを組むタイミングも大切です。

一般信用売りには、取引できる数に限りがあります。

早いもの順なのです。

優待クロスを組むタイミングが早すぎると、一般信用売り在庫はあっても、取引コストが大きくなります。

優待クロスを組むタイミングが遅すぎると、取引コストは抑えられますが、一般信用売り在庫がない可能性が高まります。

返済期日から逆算する

一般信用取引の返済期日がある場合は、返済期日が最終営業日の1営業日前になるタイミングから優待クロスを組めます。

SBI証券の場合は、返済期日が15営業日なので、最終営業日の15営業日前が最速で優待クロスを組めるタイミングです。

株主優待は、最終営業日の15営業日前の前日19時(翌日の注文が入れられるタイミング)から、優待クロス取り競争が始まります。

人気株主優待だと、一瞬で一般信用売り在庫がなくなる激戦区です。

どうしても欲しい株主優待の場合は、19時前から注文できるようにスタンバイしておきましょう。

取引コストを抑えるには期限ぎりぎりが良い

優待クロスでは、一般信用売りで貸株料が発生します。

貸株料は毎日発生するので、優待クロスをする期間が長ければ長いほど取引コストも高くなります。

取引コストを抑えるためには、優待クロスを組むタイミングを遅らせましょう。

優待銘柄のなかには、期限ぎりぎりまで一般信用売り在庫に余裕がある銘柄もあります。

毎年取りたい優待の場合は、一般信用売り在庫がなくなるタイミングをメモしておくと、優待クロスを組むぎりぎりのタイミングが分かります。

優待クロスを組む(注文する)

優待クロスを組むときに注意するのは「寄付に成行で約定させる」ことです。

優待クロスは、同じ株数で同じ株価とならなければ意味がありません。

そのため、前日の夜に注文を出しておきましょう。

注文方法で「成行」を選べばオッケーです。

いつ優待クロスを解消するか

優待クロスを解消するタイミングは、最終営業日の2営業日前の15時30分以降(注文できるのは18時以降)から、最終営業日の1営業日前の15時30分までです。

このタイミングで「現渡し」をして優待クロスを解消します。

現渡しとは

信用売り株式を返済する方法で、売りを買い戻す代わりに現物買い株式を差し入れることで決済する方法

優待クロスに適した証券会社

SBI証券が優待クロスに適しています。

現物、信用のそれぞれ1日100万円まで取引手数料無料ですし、一般信用売り銘柄の種類も多いです。

SBI証券

SBI証券で一般信用売り在庫がなかった場合の保険として、楽天証券と松井証券も使えます。

ただし、楽天証券と松井証券は手数料がかかるため、取引コストが大きくなるというデメリットがあります。

あくまでも保険として開設しておくのもひとつの手です。

楽天証券

松井証券

まとめ

優待クロスについてお話ししました。

  • 優待クロスは同じ株数、同じ株価で買いと売りを持つ
  • 優待クロスでは一般信用売りを利用する
  • 優待クロスは優待内容>取引コストを計算する
  • 優待クロスを組むタイミングが大事

優待クロスはノーリスクで株主優待をもらえる方法です。

証券口座の資金に余裕があれば、優待クロスを組むことで資金を有効活用できます。

さまざまな優待の中で、QUOカードは有効期限がなく利用できて、実施している企業も多いので狙い目です。

他にもさまざまな株主優待があるので、ぜひ自分の好きな優待を見つけて優待クロスにチャレンジしてください。

証券口座を開設しておけば、株主優待だけでなくIPOにもチャレンジできますよ。

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今日はここまで!おつクラゲ~(:]ミ (:]彡

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